議会報告
平成18年度 第4回定例会(12月1日)
平成18年度 第4回定例会は、11月30日に開会し12月8日まで開催されました。本会議における樋渡紀和子の質問は、以下のとおりです。
ひわたし紀和子の質問
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港区の環境政策について
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幼児教育について
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旧小諸高原学園の跡地活用について
※ これら質問は、定例会における質問の全文です。
[1-1] 港区の環境政策について
Q質問
環境問題をどのように捉えているのか
21世紀のキーワードは、「持続可能な社会」であります。ということは、即ち、今のままで行けばこの世界は持続できないということであります。 戦争に明け暮れ、開発と経済発展に血眼になった20世紀がもたらしたものは、世界の環境の悪化でした。最近では誰もが環境、環境と言います。でもこの環境問題をどのように捉えているのでしょうか。
スウェーデンの環境政策について
環境スペシャリストの小澤徳太郎氏は、日本の場合、人間社会に起る数多くの困った問題の一つとして環境問題を理解していた、だから、年金問題、景気回復、不良債権の処理など、経済・社会問題を優先させてきたと指摘しておられます。
それに対して、環境先進国第一位のスウエーデンでは、人間社会を支えている「自然」に生じた大問題という「環境問題に対する共通の認識、コンセンサス」が国民の間に確立していました。 「大量生産、大量消費、大量廃棄」に象徴される20世紀型産業社会が持続不可能であることを明確に意識し、その故に、経済と社会と環境のバランスをとるバックキャスト政策を打ち出したスウェーデンの理念と行動は、1995年1月1日、EU加盟以来、EUの環境政策をリードしています。
港区の環境政策はどうあるべきとお考えでしょうか
前置きが長くなりましたが、環境問題とはこのようなものであるという共通理念を確認した上で、区長にお尋ねいたします。
港区の環境政策はどうあるべきとお考えでしょうか。
東京23区清掃一部事務組合について
最近、にわかに東京23区清掃一部事務組合という組織が衆目にさらされることになりました。
新会社設立と廃プラ焼却の計画発表が聞く耳を疑わせ、23区の多数の市民団体や議員たちが反対の声をあげています。しかし、この組織には民主主義は通用しないようであります。議決機関である議長会も、全会一致の慣例をやぶり、3区の良識ある対応を振り切っての強行はいったい何を意味しているのでしょうか。
この清掃一組から提供された資料を読んで気になるのは、法規制値を下回っているから大丈夫だとか、十分な余裕があるとかの説明であります。環境の番人であるべき清掃一組がこの程度の認識でよいものでしょうか。そもそも発熱量や排気ガスを気にするなら、燃やさないのが一番よいのです。京都議定書の目標も達成できていない日本に余裕などあり得ません。毒性のあるものの数値はどんなに低くても要注意です。ダイオキシン類などは、たとえ微少であっても蓄積されますので危険であると聞きました。
A区長答弁
ただいまのオンブズマンみなと・一票の会を代表しての樋渡紀和子議員のご質問にお答えいたします。
最初に、港区の環境政策についてのお尋ねです。
まず、環境に対する政策方針についてです。
区は、港区基本計画の中で環境問題について総合的かつ具体的な施策を明らかにしておりますが、「環境にやさしい都心をみなで考えつくる」を重要な政策として位置づけております。今後とも、居住と都市活動が調和した持続可能な「居住環境都市みなと」の実現を目指し、地域環境、地球環境の保全の行動を区民、事業者とのパートナーシップのもと、着実に実践するとともに、自治体の枠を超えて、自然が多く残されている多摩地区等との環境に関する交流や連携も進めてまいります。
[1-2] 港区のまちづくりビジョンについて
Q質問
まちづくりに関する区長のビジョン
一方、高層建築物もまた大きな発熱体であります。区民の間ではもうこれ以上高層ビルは要らないという意見が増えているようでありますが、ここにこそ経済と社会と環境のバランスをとるバックキャストが求められます。港区独自のまちづくりに関する区長のビジョンをお聞かせください。
港区は「高福祉の環境先進区」であって欲しい
私は、港区は「高福祉の環境先進区」であって欲しいと願っています。実現すれば、まさに誇りに思えるまちの姿となるでしょう。
A区長答弁
次に、港区のまちづくりビジョンについてのお尋ねです。
港区は、高度に業務・商業機能が集積するとともに、良好な居住環境や臨海部の水辺空間が存在するなど、地域によりまちの特性が大きく異なることが特徴です。
港区のこのような特徴を生かした環境と都市活動のバランスがとれた持続可能なまちを創造するため、現在「港区まちづくりマスタープラン」の策定に取り組んでおります。
今後も、建築物が計画される際には、緑と水の保全や創出を図るとともに、建物設備の排熱量の抑制を促進し、総合的に環境に配慮したまちづくりをはじめ、文化面、経済面などあらゆる面で将来にわたり魅力ある港区であり続けるまちづくりを目指してまいります。
[2] 芝浦アイランドこども園について
Q質問
重要な意義を持つ幼児教育
生まれて初めて体験する社会、集団生活の場を提供する幼児教育は、おそらく全ての人にとって重要な意義を持つものであります。それだけに港区の各幼稚園、および保育園においては、最高の知識と技術と愛情をもって保育に、生活指導に、教育に当たっていただいていると思います。
芝浦アイランドこども園
そして又一つ新しいかたちの乳幼児施設が誕生しようとしています。
11月11日の広報みなとに「芝浦アイランドこども園」の募集がのりました。幼児教育機能と保育園機能の両機能をもつ施設です。
早くも、母親からみれば分かりにくいのではないかというような区民のご意見が寄せられております。
たとえば、幼稚園機能の4,5歳児は、9時~14時以前あるいは以降の保育園機能の時間帯も利用可能なのか、「こども園」を出ても、幼稚園の卒園資格はないのか、何故幼稚園ではないのかなど、園児募集にしては説明不足です。この点につきお答えください。
とにかく、需要の多い芝浦港南地区で、新しい地域にふさわしい最先端の施設が出来ることは喜ばしいことであります。
A区長答弁
次に、幼児教育についてのお尋ねです。
芝浦アイランドこども園についてです。
芝浦アイランドこども園については、本年二月十四日、九月五日、十一月七日の昼、夜を含め合計五回、近隣の区民や転入予定の方に対し説明会を開催いたしました。
その中で、四・五歳児クラスの幼児教育時間と預かり保育時間の関係などについてもご説明し、参加者の方からのご質問にお答えしてまいりました。
今後、指定管理者となる事業者が決定後、事業者からの説明会を開催し、さらに具体的な内容についてお知らせしてまいります。
A区長答弁
次に、幼児教育についてのお尋ねです。
教育委員会は、幼児教育を私立幼稚園とともに担っていく方針のもとで、保護者補助金の増額や公立幼稚園の定員などについて、港区幼稚園連絡会などさまざまな機会をとらえて協議しております。
今後も公私立の共存共栄の視点や過去の経緯も踏まえて、私立幼稚園との話し合いを進める中で、幼児教育の充実に向けて取り組んでまいります。
[3] 旧小諸高原学園の跡地活用について
Q質問
現在どのような検討が進められているのか
決算特別委員会の折に、私は小諸学園の跡地を、親子で農作業体験ができるエコビレッジにしたらという提案をいたしましたが、現在は区長部局の手中にあるということですので、再度ここに提案し、小諸学園については、現在どのような検討が進められているのか、お答えいただきたいと思います。
A教育長答弁
最後に、旧小諸高原学園の跡地活用についてのお尋ねです。
旧小諸高原学園につきましては、現在、港区土地活用方針検討委員会において、現地確認した際の議論を踏まえ、跡地活用のあり方や方向性などを検討しております。
今後、この検討結果を踏まえ、区民や議会のご意見をお聞きし、区としての活用方針を策定してまいります。
よろしくご理解のほどお願いいたします。






